自分会社実現への道（2）

終身雇用にはうま味がない

今はまだ、自営よりも終身雇用のサラリーマンの方が良いと思っている人が多い

確かにこの5年～10年を見たら、その方が経済合理性が高い。

自営になっても、成功できる人も今は少ない。

しかし5年～10年後は、正社員はハイリスク・ノーリターンとなる。

もうその兆候は表れている。

今現在、正社員の人も、将来のリスクを認識しておく必要がある。

正社員であることのリスク

１、今後も給料は上がらない。

経済がしっかりしていた時は52～53歳位まで賃金が上がっていた。
現在は39～40歳位がピークで頭打ちになり、希望がないし豊かになれない。

２、基本、転職は不可能になる。

終身雇用は、逆に転職を阻むことになる。
30歳を超えると、よほどコネや特殊能力がないと転職は困難。

３、技術や知識が身に付かない

ほとんどのサラリーマンは、自社でしか通用しない技量しか身に付かない。
実際には「フリーター」と同じ道を歩いている。

４、会社は倒産する

中小企業だけではなく、大企業も時代の変化に追いつけずに利益が出なくなる。
10年前の大学生位に人気だった企業は、今は落ち目。

よって、正社員の終身雇用で一生安泰、という時代ではないということを認識すること。

いざとなったら、正社員ではなくでも大丈夫なように取り組みをするのか？今から考慮すること。