吉濱ツトムの「真実の思考法」
2016年7月

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今月のテーマ

「個人起業のための正しい勉強法(その2)」

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ポイント

個人起業のための正しい勉強法(その2)


前提

世界はもう一度職人やスペシャリストの時代に戻る。

高度成長期から現在に至るまでは、ほぼ全ての人がマネジメント(様々な資源・資産・リスクを管理し、効果を最大化する手法のこと)、ゼネラリスト(広い範囲の知識や能力を持つ人)の立場であった。

(今後は再びスペシャリストの時代となる。)


理由

  • 才能や仕事に必要な技術やインフラ(ネット環境など)が未熟であったので、手作業が多かったため、余分な仕事が増えたので、職人であってもゼネラリストになっていた。
    現在はインフラが極小・極安になっている。
    これからさらに人工知能がより発達してくるので、今まで人間がやっていた単純作業をやる必要が無くなる。
  • あらゆる面で技術や仕組みが進化することによって、ますます専門が細分化されてゆく。
    よって技術や専門家が増えてゆき、スペシャリストの時代になってくる。

だから、これから勉強したり働くうえで、ゼネラリストであっても、スペシャリストとして仕事や勉強をした方が良い。


勉強するうえで気を付ける点

「英語、IT、数字」だけを学んでも起業できない。

英語、IT、数字(簿記や経理など)を学んでる人は、自営(企業家)としてやってゆくことはほぼ難しい。

世間では英語、IT、数字が習得できたなら、世界中どこででも食べてゆけるので真っ先にやった方がよいとされている。

ある意味正しいが一つ条件がある。
それは何か核(コア)となる能力を持っていること。

※コア能力とは:稼ぎに直結する能力。手に職を付けたり、自営で稼げる能力。

なぜなら英語、IT、数字というのは、コアとなる能力を拡大生産させる、拡張させる、世界のどこでも出来るための補佐に過ぎない。
逆に、英語、IT、数字が出来ても、コアになる能力がなければそれほど役に立たない。

しかし日本人はグローバルとしてみんな英語を学び、ビジネスパーソンの間で読まれている自己啓発やビジネス本には、英語、IT、数字を制したものがビジネスを制する、今後食べてゆける、と書かれているので、勘違いしている。
そしてコア能力がないのに、英語、IT、数字を勉強してしまう。

例えば日本に来た欧米人は確かに英語が話せるが、仕事になっているかというとそうではなく、英会話の教師が精一杯。
文章力が有ったとしても、書く中身がなければ、良い文章は書けないのと同じ。
あくまでもコアの能力があるからこそ、初めてそれらが生きてくる。

  • 英語が出来ても国語力がなければ役に立たない。
  • いくらITが出来ても、コア能力がなければ生かせない。
  • 数字が強くても仕事で売り上げが上がらなければ意味がない。

英語、IT、数字はマスターするのに長年かかるが、真面目な人ほど真剣に取り組み、会社内でしか通用しない狭いスキルやコア能力しか身に付かない。
結果として会社にしがみ付くしかない。

よって、英語、IT、数字よりも、まずはコア能力を習得することに特化する。
そしてコア能力で稼ぐことができたなら、英語、IT、数字の出来る人は山ほどいるので、外注すればいいだけ。何万時間も節約することが出来る。


これから若い人が目指すコア能力とは?

  • 文章力:集客につながる。
  • その人の人生や仕事を良い方に変えるためのアドバイス業(カウンセリングやコーチングなど)
  • ビジネスパーソン(ビジネスマン)としては、STEM

S:サイエンス
T:テクノロジー
E:エンジニア
M:マティマティックス(数学)

今後全ての仕事はこの4つのどこかに集約されてゆく。

よって今後理系が有利となる。
文系は文章力か人生を変えるアドバイザーがよい。

世の中を変えるのは常に技術であり、政治ではない。

  • 技術
  • 人を幸せにするための現実的なアドバイス
  • それを拡散させる卓越した文章力

これら三つが出来る人間が強くなる。

さらに英語、IT、数字があればさらに拡散が出来る。



もはや時代は変化し、ウェブ環境の充実と安価化により「個人起業」が低リスクで可能な時代となりました。

しかし、世に数多ある間違った勉強法ばかりしていると、結局は遠回りしいつまでも起業できないで人生が過ぎてゆきます。

起業のために、まずは「正しい勉強法」を知りましょう。

鈴木博之

evhiroyuki@ybb.ne.jp


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