吉濱ツトムの「真実の思考法」
2016年4月
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今月のテーマ
「個人起業のための正しい勉強法(その1)」
音声です
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ポイント
個人起業のための正しい勉強法(その1)
- 自営を望む人、実行する人は、基本的に意識が高い
- 僕の嫌いな意識高い系ではない
- 彼らの多くは本を読み、セミナーを受ける
- ただ、問題点は2つある
1.心構えに重きが置かれた人生論や経営哲学を中心に勉強してしまっている
2.意識が自分と環境を変えるという根源論を採用している
ことがあげられる
1について
- 現実がうまくいかないのは、直感に反して技術の問題が大半である
- うまくいっていない人は、それが欠如しているに過ぎない
- だから、それを補えばいいのだから、1は検討違いなものと言える
- 料理下手の人間が、料理は愛情と言われたところで腕は上がらないのと同じ
2について
- 根源的には正しい理解ではあるが、現実的には間違いである
- 現実においては意識を意識で変えることは不可能に近い
- あくまでも外的な動機によってしか変えることができない
- その外的動機とは 物や活動が得られる、注目が得られる、逃避回避できる、感覚が得られる の4つである
- 人はこの4つを獲得するためにのみ日々活動しているといっていい
- 子どもが理由なく頻繁に鼓膜を破くような鳴き声をあげるのは、注目が得られる を目的にしているので、母親の愛情問題ではない
- だから、子どもが大人しくしている時に、抱きしめる、ほめるなどを行なえば鳴き声はなくなる
- 人の言動は、極めて単純である
1と2は、不毛な改善策と言える
- しかし、意識が高い人の多くはこういったものを好み努力してしまう
- とうぜんながら結果は出ない
- 彼らは正しい方法をとっていると信じ込んでしまっているので、自分の気質的な能力に問題があると思い込んでしまう
- 絶望してしまう
- 勉強が未来を奪う結果となる
今回のお話も、物事の本質を鋭く突いた内容ですので、ぜひお聞きください。
次回は、応用行動分析に基づいて、やる気の上手な上げ方など。
もはや時代は変化し、ウェブ環境の充実と安価化により「個人起業」が低リスクで可能な時代となりました。
しかし、世に数多ある間違った勉強法ばかりしていると、結局は遠回りしいつまでも起業できないで人生が過ぎてゆきます。
起業のために、まずは「正しい勉強法」を知りましょう。
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