吉濱ツトムの「真実の思考法」
2017年5月
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今月のテーマ
「行動変容の決め手(7)」
音声です
音声は下のプレイヤーでお聞きください(約15分)
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今までシリーズで「行動変容の決め手」
についてお話頂きました。
(1)知識の入力
(2)情報入力の形を変える
(3)確認すること
(4)行動記録を付けること
(5)行動的翻訳が大切
(6)シェーピングが大切
今回はその続きです
ポイント
行動変容の決め手(7)
即時強化
望ましい行動を取るためには、行った瞬間に快楽を与える。
人間の基本的な行動原理としては、
1、 快楽を獲得するために動く
2、不快を回避するために動く
多くの人は望ましい行動を取ることが出来ない。習慣化することが出来ない。
その理由として、
- 人は長期的な利益を認識して動くことはほぼ不可能である。短期的な利益を目的にして動く。
- 短期的な利益というのは、人間にとって本来望ましいことと相反するものが快楽として残ってしまう。
例として、甘いものを食べすぎると糖尿病になると分かっていても、目先の快楽に負けて止められない。
- 防衛本能上極めて難しい。
健康のために運動が良いと分かっていても、太古の昔から運動は飢餓を連想させる。運動はその時は気持ち良くない。すぐに結果として現れない。
対策として即時強化
- 成果を見える化する。
升目を作って、自分がやりたくないけれども、望ましい行動を取った時にシールを貼る。
- 行ったらすぐに快楽を与える。
行った瞬間に、声に出して自分をべた褒めにする。
褒めるのは60秒以内にすること。(イルカのショーの例)
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私たちは「これを実行すれば良い」と分かっていても、なかなか実行出来ません。
逆のことをしてしまい、体を悪くしてしまったりします。
対策として「即時強化」を実行して人生を好転させましょう。
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