吉濱ツトムの「真実の思考法」
2016年5月

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「吉濱ツトムの活動と
発達障害に取り組む目的の一つについて」

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ポイント

吉濱ツトムの活動と
発達障害に取り組む目的の一つについて

【吉濱さんの活動】

基本的にはセラピストであるが、内容は企業の経営コンサル、家庭問題・環境問題解決など多岐にわたっている。
中でも、一番力を入れているのが『発達障害(代表的なものが自閉症・アスペルガー)対策]』

<アスペルガーの人の特徴>

①社会適応力・常識力の欠如、
②コミュニケーション能力の欠如(雑談できない、毒舌を吐いてしまうetc)
③興味が限られている、他のことに関心がもてない
④規則性に対する異常なこだわり、突発的な変化に対して怒りや不安にかられてしまう
⑤生育歴や悩みに関係なく慢性的に根拠の無い怒りや不安・恐怖心に駆られている
⑥同時並行処理が極めて苦手 ⇒一つのことに永遠に機械的に集中することができる
⑦視覚記憶に極めて長けている
⑧技術的に細かいことに向いている

【なぜ吉濱さんはアスペルガー対策をやっているのか?】

<理由①>

吉濱さん自身が自閉症・アスペルガーであり、改善の道のりの途中であるため。
机上の空論ではなく、本人の実体験をもとにした対処法や工夫すべきことがあり、
結果としてこれがアスペルガー解決のアドバイスに繋がっている。

<理由②>

日本人はアスペルガーが非常に多いため。
・90~100人に一人はいる。(今、統合失調症人数が多く大問題になっているが、それでも100人に一人)
・日本人のアスペルガー率は欧米成熟国に比べて2.5倍もある。
・アスペルガーはかかっているか否かではなく度合いの問題であり、診断がつかなくても
アスペルガーの側面が出ていて人生に苦労してしまう人が40~50人に一人はいる。
⇒日本には最低でも200万人~300万人のアスペルガーの人がいる。

【アスペルガーが多いことの問題点は?】

・精神疾患に罹患する人が大爆発してしまう。
発達障害者は2次障害として鬱やパニック、統合失調症といった精神疾患に罹患してしまうことが多い。

・ちょっとしたことでもストレスを爆発的に感じてしまい、社会で適応障害を起こしてしまう。
⇒精神疾患になってしまい、結果として社会保障を逼迫させてしまう原因にも。

・高い才能は持っているが、大半の人は引きこもりやニートになってしまう。
日本には引きこもりやニートが200万人以上いて、大半がこれからの労働市場で中心となる若者である。

問題をまとめると、
問題①ニート・引きこもりが原因の低迷する労働市場を改善するため。
問題②精神疾患を減らし、社会保障費を減らすため。
問題③イノベーションの担い手に活躍の出来る場を与えるため。

<問題③に関して>

日本の経済停滞の原因は、『イノベーション』不足である。

イノベーション=革新、刷新
⇒異質のフレームを多産多死させること。

日本は要素技術では世界一だが、この異質のフレームが不足している。

<どうすればいいか?>

異質のフレーム ⇒ 変わったフレームをつくる ⇒ 変わった人がつくる

常識人が変わったことを考えろといわれても困難であるが、
変わった人間が考えること・行動はその人が意識しなくても変わっている。

アスペルガーは変わり者が多い ⇒ 天才と馬鹿は紙一重(東大生や有名人にもアスペルガーの人は多い。

<つまり・・>

日本はアスペルガーがもともと多いため、異質のフレームが諸外国より増え、
イノベーション大国になり、経済停滞の大きな要因の解決になる可能性を秘めている。
だからアスペルガーは重宝しなければいけない。

<しかし・・>

アスペルガーは適応障害があり、身体が弱く、感情も不安定でもろいため、
体調を壊したり、鬱になってしまう例が多く能力を存分に発揮して社会で活躍しづらい。

【アスペルガーが社会で活躍するには?】

有効な方法の一つが『ローカーボ療法』
⇒炭水化物を取らず、肉魚卵を取る。

<なぜローカーボを勧めるのか?>

①セロトニンシステムを活性化させることができるため。
⇒セロトニンシステム:情緒を安定させる作用、覚醒作用(普段起きていられるのはこのため)等がある。

アスペルガーはセロトニンシステムが脆弱であるため、積極的になれず、
ちょっとしたことで悩み・傷ついてしまう。
⇒ローカーボによってセロトニンシステムが強化される可能性がある。

また、ご飯(炭水化物)を食べたら眠くなるのは、血糖値が上がってセロトニンが出なくなるため
(胃の消化のために脳の血液が胃にいってしまうというのは間違い)
であるが、
通常の人に比べ、アスペルガーの人は、食後にセロトニンシステムが回復し始めるのが遅く、
普通に食事をしているとセロトニンシステムが破綻してしまう。
⇒ローカーボならセロトニンシステムが維持され、眠気が出づらくなる。

また、ローカーボでたんぱく質を大量にとることで、セロトニンシステムが強化される。
⇒自信がつき、積極性が出て、結果社会に出られるようになる

②慢性疲労症候群を抱えている人が多いが、その解決になる可能性が高いため。
通常、ご飯を食べた際の栄養は、ミトコンドリア(私たちの細胞の中にあるエンジンタンクのようなもの)に送られ、
ミトコンドリアがATPというエネルギーをつくって細胞に送り出し、細胞が働く。
⇒アスペルガーはATPの産生能力が極めて低い。

解決策としては、ミトコンドリアが欲している栄養素(ビタミンB1、フルスルチアミン、アップルフェロン、
イミダゾールペプチド、ビタミンC、カテキン)を大量に与えること。
⇒ローカーボの食事にはこれらが沢山含まれているため、
ATP産生能力が活性化し、疲れなくなり、活動領域広がる。

【まとめ】

・日本にはアスペルガー人口が多く、結果として経済停滞の一因にもなっている。
・アスペルガーの人が日本社会で活躍することは、イノベーションを起こし、経済回復のきっかけになる可能性を秘めている。
・アスペルガーを中心とした発達障害の対策として、ローカーボ療法が極めて有効である。



鈴木博之

evhiroyuki@ybb.ne.jp


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